今年のノルディックゲームアワード2018が発表されましたー!
前回、ノミネートタイトルをご紹介したのですが今回はその結果発表でございます!
💎ベスト・オーディオ・アワード
💎ベスト・アート・アワード
Little Nightmares, Tarsier Studios(スウェーデン)
日本においても昨年バンダイナムコからゲームがパブリッシングされている『リトルナイトメア』!意外と操作が慣れるまで時間かかるのと、恐怖の料理人に何度も捕まえられた時の胸の痛みがすごいのですが、クリアできた時の安心感と達成感がものすごいゲームです。ユニークなキャラクターたちにも注目です!
💎ベスト・デビュー・アワード
💎ベスト・ゲームデザイン
ECHO, Ultra Ultra (デンマーク)
ゲームスタジオの第1作品目であり、いきなりこのAAA並みのクオリティ!審査員も今後の成長のポテンシャルが凄い!ということでの受賞となりました。
💎ベスト・テクノロジー
ん?ゲームの中のキャラクターなのかな?と思うレベルのスポーティ美女が、受賞の際に登壇していました。VRを用いたスポーツゲームなのですが、めちゃくちゃ楽しそうです!やりたい!(むしろここでVRのゲームがアワードとれてよかった!)
💎スモールスクリーン・アワード
SteamWorld Dig 2, Image & Form (スウェーデン)
別のエントリーでも書きましたが、おすすめです。Nintendo Switchでもリリースされているので、是非気になる人はプレイして見てくださいね!ちょっとエモさも新しさもあります!
💎ベスト・ファン・フォー・エブリワン
Passpartout: The Starving Artist, Flamebait Games (スウェーデン)
誰でも楽しめるで賞!みたいなこのアワード!を獲得したのは、お絵かきしてアーティストになっていくゲームでした!「誰でも楽しめる」というキーワードはゲーム制作においては実はすごく難しくて、でも「絵を描く」という行為は年齢、上手い下手に関わらず、ゲームの中で楽しめる要素としてうまくゲームプレイに落とし込まれているゲームだと思いますね!こういうゲーム好きです。
そして
最後のノルディックゲーム・アワード2018は・・・
💎ノルディックゲーム・オブ・ザ・イヤー
ECHO, Ultra Ultra (デンマーク)
今年はECHOがアワードを3つも受賞しました!すごい!
ということでノルディックゲームアワード2018でした!
ちょっと雑談と小話
このアワードの審査委員は北欧各国の代表がレビューしていて、各国から1つづつアワードにノミネートさせる仕組みになっていると聞いたのですが、蓋を開けてみると受賞してるのはスウェーデンとデンマークのゲームが多いなぁ、盛り上がってるのかなぁ?というのが感想です。とはいえ、無理に各国のゲームにアワードをあげたりしないところが良きですよね。むしろノミネートにアプライしていないゲームスタジオやゲームもたくさんあるでしょうし。
それにしてもアワードを受賞のアナウンスがされて各ゲームスタジオのメンバーがステージに上がる時、そして賞を受け取る時の態度の控え目さ!みんな、もうどんどん隅の方、後ろの方に寄って行って、司会者に「もっと前に出て!」って毎回指示されるゲームスタジオのみなさん。アワード受賞の感想のスピーチ超短くて控え目で「よっしゃー!」とかガッツポーズとか全くなく、チームのみんなにお礼を言ってるのとかを見ると、めちゃくちゃ泣けます!
また既にゲームスタジオを辞めているゲーム開発者も、当時ゲーム制作に関わっていたので一緒にステージに登壇するシーンもあり、辞めても一緒に作った事実は変わらないし、アワードを受け取る同じステージに立つ仲間として当然でしょ!みたいな感じのシーンがあったのに、また泣きました!号泣!
こういうクリエイティブに関わった全員を全員が尊敬しあう、そんな雰囲気が素敵なアワード発表会でした!
現場からは以上です!