「国がロックダウン(封鎖)されたら、今まで溜めてたゲームしまくるぞ!」と意気込んでいたのですが、全然スウェーデンはロックダウンが発令されません。一体どうすれば。。
2020年3月12日ノルウェー、ロックダウン(封鎖)発表
2020年3月13日デンマーク、ロックダウン(封鎖)発表
2020年3月16日フィンランド、学校や公共施設の閉鎖発表
と北欧諸国の封鎖や学校や公共施設が封鎖の発表がされる中、スウェーデンは自宅勤務を推奨したり、500人以上が集まるイベントの中止なんかのぼんやりとした感じ。そんなんでいいのか?スウェーデン。*2020年3月24日現在。
流石に近々今後の対応が発表されるらしいですが、ニュースで近隣諸国が封鎖しているのを聞いているのに、近所の学校は子どもでいっぱいだし、なんなら青空市場もガンガン開いてるし、ジムも普通にやってるし、ニュースと現実世界のギャップが大きすぎて、ちょっとどうすればよいかわからない感じです。ということで、普通にコワーキングスペースに行ってますが、3−4名しかいないので、それはそれで快適です。
ちなみに、ノルウェーとデンマークの封鎖がアナウンスされた日は私は呑気にスウェーデン国内出張の真っ只中だったんですが、「これ隣国2カ国が封鎖されたらスウェーデンも封鎖されるんじゃない?」と思って、焦って予定を繰り上げて自宅に帰ってきました。ラッキーなことに、なぜか電車のチケットが格安になってて、セカンドクラスの値段でファーストクラスに乗れました!
焦って帰ってきたものの、結構街には普通に人がいて、「え?アポカリプスになってないやん」って思ったのですが・・・
とはいえ、近くのスーパーのトイレットペーパーコーナーはすっからかんになってました。
北欧諸国は隣接していることもあるし結構人が行き来しているので、全ての国が一斉に同じようなコロナ政策を取ると思ったんですが、そうでもないのが結構想定外でした。
さてさて、スウェーデンもそろそろ封鎖するんでしょうかね?
追記4月8日:まだロックダウンは発令されていません。
まぁ私のいる都市はスウェーデンで第三番目に大きい都市で、首都ではないのでのんびりしている間はありますが。午後には太陽が出るとみんなピクニックをしています。なんなんだ、このニュースと現実の差が激しすぎてつらい。
追記:4月17日、ロックダウンはまだ発令されてません。結構周りから「おい、スウェーデン大丈夫か?」と聞かれ始めましたが、「大丈夫そうに見える」というのが現状です。流石にコワーキングスペースは何か対策を打たなければいけない、ということで、一人部屋を用意してくれました。
一人は寂しいので、カービーを連れてきました。
街はだんだん春の陽気をおびてきて、みんな散歩をしています。
追記:5月6日、当然の事ながらスウェーデンはロックダウンされておりません。今後もロックダウンをしないのかは定かではないですが、周辺国からも「大丈夫か?スウェーデン?」と思われまくっているのは高確率で確かです。とはいえ一つ納得できるロックダウンしない理由として上がっている「老人ホームというもともと隔離された施設で感染が広まってるというのに、そもそもロックダウン自体に意味があるのか?」という問いですかね。ロックダウンが本当に正しい方法なのか、間違っているのかわからない今、「みんながロックダウンしたからうちもそうしよう」みたいな発想じゃないのが結構すごいなぁと。というわけで私は普通にコワーキングスペースにて毎日働いています。まだ周りには人が少なく寂しいので植物を飾ったり、フィギュアを連れてきたりして楽しんでます。
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と、そんなことを考えていた時に思い出したのはこのゲーム。『Reigns(レインズ)』
ゲームは、デートアプリのティンダーみたいにスワイプで意思決定をしながら、国を統治していくという一見シンプルなゲーム。
現代に生きながら中世の君主となり、一国を治めよ!慈悲深い裁量も、冷酷な決断も、左右に揺れるコントローラーの操作ひとつで思いのまま。家臣から平民まで、敵味方を問わずひっきりなしに訪れる謁見希望者たちが、王を悩ませる数々の試練をもたらす。彼らの訴えを、ときには聞き入れ、ときには受け流しながら、国内の各勢力のバランスを保ち、国の存続を目指せ!ただし、判断は慎重に。すべての決断は、めぐりめぐって王国の命運を左右する重大な結果をもたらしかねないのだから――
一国の国の君主として、様々な選択を迫られます。そしてその選択は完全にあなた次第!そして今回のデンマークとノルウェーの封鎖のニュースで思い出した、レインズの選択のカードはコレ!
疫病の疑いにより、一隻の船が検疫を受けています。大事を取って、港を封鎖しますか?
この質問に、YES,NOで答えなければならならず、答えによっては国の進む道が変わってきます。すごく短命に終わる王もいれば、意外と長く生きる王もいて、かなりいろんなことを考えながら国の行く末を導くというのは並大抵のことじゃないということがわかります。たまにすごい理不尽な選択だったり意味不明な選択もあったりして笑えるポイントもちゃんとあります。
さてさて、日本の、スウェーデンのこれからのCOVID−19への対応、どういった感じで進んでいくのでしょうか?きっと2025年とかの未来から振り返ってみると今、2020年の国の対応が国民の将来を決める重要な時期、国の発展の分かれ道なんかになっていくんだとぼんやり考えてます。
そうだ!自分も一国の主になって、政権を考えてみよう!『Reigns(レインズ)』
日本語対応してます。
みなさん、手洗いうがいをしっかりと!そして家で楽しくすごしましょう!