私はこのスウェーデン、マルメに引っ越してきて、心底良かったと思えた夜でした。いや、本当に。
私は今までゲームのローンチパーティーには結構参加してきましたが、こんなに素晴らしい、心温まるローンチパーティーは人生で初めてでした。
このブログで紹介するのはもう何度目かになるのですが『さよならワイルドハーツ』がリリースされました。Apple ArcadeとPlayStation、それからNintendo Switchにてプレイが可能です。
このリリーストレイラー半端なく良いので、おいておきますね。
今回は先日行われた『さよならワイルドハーツ』のローンチパーティに行ってきました。
今回のイベントはシアターを貸し切りで行われました。壁にはゲーム内に出てくるタロットカードのポスターが一枚一枚飾られていました。
バーの雰囲気もとっても良かったです。
廊下には『さよならワイルドハーツ』のアーケードの筐体が!レトロ仕上げ!
むしろ街角においてほしいレベルでしたね。
廊下では物販も行われていたのですが、物販にのところに誰もいない!と思いきや、この紙に何をどれだけ購入したのか?と記入して持っていくシステムでした。請求書は後ほどメールで届くとのこと。私はTシャツとタロットカード、そして50枚限定のアートを購入しました。
限定という言葉に弱い。
物販のブースが自己申告制で事後支払いなのもすごいですが、クロークが無人なのもびっくり。まぁ招待客しかいないし、そこはもうさすが信頼の国としか言いようがないです。
さて、今回のゲーム『さよならワイルドハーツ』は”A POP ALBUM VIDEO GAME(ポップアルバムビデオゲーム)”という別名があるように、ゲーム内の音楽がかなり最高なのです。そして今回のイベントはゲーム内の音楽を手がけている音楽家のコンサートもライブで聴けるという最高なイベントとなっていました。
オペラハウスな感じの天井画!
ゲームの音楽を歌っているLinnea Olsson。チェロを弾きながらのオリジナル曲も素敵でした。
作曲したDaniel Olesnと歌手のLinnea Olssonのゲーム中音楽の共演はもうレコードを聞いているレベルなのかと思うほど鳥肌モノでした。もう1人の作詞・作曲家Jonathan Engは家庭の事情(良い方)で来られなくて会えなかったのがかなり残念でした。
Spotifyで全ての曲が視聴できます。作業中に聞いていると泣けます。
今回のゲームには参加してないものの、友情出演してくれたLoney Dear、めちゃくちゃ話も面白くて、声もかなり良かったです。
パーティーは夜中まで続き、最後までとても賑やかなイベントでした。
家に帰って、物販をチェック。
タロットカードのクオリティめちゃ高い!
アートもゴジラのポスターの隣に飾りました。
50枚限定アートでナンバリング2をGET!
後ろにはサイン入りで
何が素晴らしいかというと、4年の歳月をかけて作られた一切妥協のないゲームと音楽。そして一緒にゲームを制作してくれた仲間、4年間の制作期間支え続けてくれた家族、親族、フィードバックをくれた友達を招待してのこの感謝のコンサート。コンサートや会場もゲームの世界観を表現したライティングや装飾。全てに愛があり、感謝があり、尊敬がある。2人のこだわりから生まれた暖かでクリエイティブなイベントはまるで一夜限りの夢のようでした。もう涙しかありません。
ありがとう、SIMOGO。
ありがとう『さよならワイルドハーツ』というゲームと音楽を産んでくれて。
ありがとう。
彼らの4年間のこだわりの細部をみなさんにプレイして楽しんでもらえればと思います。
本当にありがとう。