31歳になったら、魔女のしきたりで満月の夜に独り立ちしなければならない。
そして「魔女のいない街に移り住み、魔女としての修行を積む」こと。そんな私が選んだ街が南スウェーデン・マルメでございます。
北欧がゲームで盛り上がってることは、これまでも書いて来たのですが、スウェーデンそしてここ南スウェーデンでゲーム業界が盛り上がっていることを今回は書きたいと思います。
今回、南スウェーデンのゲーム業界が盛り上がってるかをまとめた3分動画をどうぞ。
ポイントを意訳して羅列するとこんな感じです!
- 南スウェーデンには50以上のゲームスタジオが存在
- 1000人以上のゲーム開発者がいる
- ゲームスタジオとコミュニティの間にポジティブなサイクルがある
- コミュニティ内での助け合いがすごく良い
- 南スウェーデンは世界のゲームのホットスポット
- プラットフォームに縛られない多彩な人材が多い
- The Game Assemblyは世界2位のゲーム専門学校
- 7カ国48のゲームスタジオに対してインターンシップのオファー
- 教育現場と実践現場の関係の強さ
- 90%以上の生徒が専門学校卒業後、6カ月以内に職を得てる
- 卒業生によるフィードバッククラスも
- ノルディックゲームは16周年目
- ノルディックゲームはヨーロッパにおける最も友好的なカンファレンス
- 南スウェーデンには10のゲーム教育機関がある
- 2つのゲームインキュベーターがある
- 世界規模のスタートアップエコシステムがある
- 安定した投資を受けられる
- 安定したローンも受けられる
- Gameportはヨーロッパで一番目のゲームインキュベーターである
- マルメ市自体の人口は34万人
- 190カ国から人が集まって来ているダイバーシティな環境
- 他ヨーロッパに比べると市における大学数が多い
- 街がリラックスした雰囲気である
- 仕事もワークライフバランスを重視している
- しかもコペンハーゲン空港からたったの20分!
- 街中には510kmの自動車専用道路
やはり、教育現場+ゲームスタジオの関係性が強いことが一つ。そしてコミュニティの強さが一つ。加えて生活環境の良さがなおプラス!ということですね。私が付け加えるなら、冬がストックホルムやヘルシンキやオスロに比べて全然寒くない!というのは超重要です!
私も住んでいて、このコミュニティに属していて本当に良い環境だなぁと感じています。
残念ながらこのマルメにあるゲーム専門学校「The Game Assembly」には現在英語での授業がないので受けられないのですが、英語でのクラスが始まれば私もゲームアートのコースに参加したいと思っています。日本のゲーム専門学校やデジタルアート専門学校よりも安い上に、学生ローンも受けられるみたいです。
この動画を作成したGAME HABITATは市よりサポートされている組織で、毎月何かしらのイベントを開いてくれます。トークだったり、飲み会だったり、スポーツ大会だったり。少しシャイだったりする開発者の人もイベントで気軽に仲良くなれる雰囲気が毎回あることは本当に素晴らしいなぁとしみじみ思います。
もしゲーム関係の方でコペンハーゲンに来られる、マルメに来られる方がいらっしゃったら是非連絡してくださいー!一緒にイベント行きましょー!
現場からは以上です。