「北欧ゲーム盛り上がってる!」って言うけど本当のところはどうなの?
っていうニッチな疑問を持つ少数の人のためのネタです!!
今回はスウェーデンのSpelplanがまとめたゲーム開発業界2018のデータのサマリーを少しご紹介!
Swedish Game Developer index executive summary
この2012-2017年の5年間のスウェーデンのゲーム開発業界の成長率です。プロフィットの伸びが1047%はすごいですね。
レベニューが1526Mユーロということで、約1.9兆円(199,455,806,911円:2018年9月14日時点為替)です。思ったより結構ありますね。ちなみにですが、これはスウェーデン国内だけのレベニューデータではなく、スウェーデンで制作されて海外で購入されたゲームのレベニューももちろん含まれています。
ゲームスタジオも増えてきているので、当然雇用も伸びます。現在5,338人のゲーム開発従事者が存在するとデータでは出ています。レベニューの割に少ない気もしなくはないです。私の周りだけでも100人はゲーム開発者がいるレベルなので、実際は隠れ開発者もきっともっといると思います。
男女平等な国と言われるスウェーデンですが、女性の内訳は全体の雇用の4分の1ほど。女性の雇用を増やすために、不定期で「ピンクコード」や「ウーマンインゲーム」なんかのイベントも頻繁に行われているので、今後の女性開発者も注目です!
他の細かなデータの英語版は現在絶賛翻訳中とのことなので、それまで去年のSwedish Game Developer Index 2017-2018を読んで現状キャッチアップしてみてはいかがでしょうか?
世界ゲームコンテンツ市場も伸びているようなので、これから多種多様なゲームがいろんな国から生まれて、国を飛び越えていろんな人がプレイできるような時代になる(もうなってる)とか、本当夢しかないです。
やっぱりゲームはいいよ。うん!
現場からは以上です。