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北欧でゲームのお仕事

東京ゲームショー2020はオンライン開催へ。どんな感じになるのかな?予想!と欧米バーチャルカンファレンス2件行ってきたレポ。

さてさて「東京ゲームショー2020」の通常開催は中止となり、オンラインでの開催になるとの発表がありました。東京ゲームショーに参加する=日本に美味しいものを食べに帰れる!という脳内変換が行われるイベントなので、この通常開催が中止になったというニュースには本当にがっかりしましたよ。本当に。阿夫利のラーメン食べたかったー。

 

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オフィシャル発表



ということで、GDCもGamesConもNordicGameもTokyoGameShowも軒並みゲームイベントの通常開催がオンラインへ移行しています。すでにオンライン開催された2つのゲームカンファレンスに参加してきたのでその様子をちょっと書いておこうと思います。



1軒目はWhite Night(ホワイトナイト)というゲーム業界のカンファレンス、メインはB2Bです。

wnconf.comそこがWN Hubという形でイベントを4月22日から30日までオンラインで開催。

hub.wnconf.com
ログインするとローポリな感じの可愛いバーチャル会場が登場。左にメニューバーがあります。

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ログインするとミニチュアのブースが

 

会場内にトーク会場があり、ここをクリックするとトークライブがビデオで見えます。ビデオをオフにして音声だけで聞くことができます。

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トーク会場も



建物をクリックすると会社の情報と連絡先が出る感じです。

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TikTok

一応ゲームのショーケースを申し込んだのですが、返事がないままの開催となりました。今回のゲームのショーケースはゲームプレイ動画を見せるだけで、この中でゲームが体験できるわけではないので、まぁ特に機会損失ではなかったかなと。出店者とインタラクティブさは全くなかったので、これオンラインでやる必要あったかな感ありますが、まぁトライアルみたいな感じでした。

 

もう一件今週の頭に開催されたGame Developer Carnival。これは完全にゲーム内にブースが設置されている感じでした。

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わーセカンドライフ

 

うちもブースを出しましたよ。ブースの外観、色、ロゴ、ポスターを提出するとこんないい感じにブースを作ってくました。中央のTVにはゲームプレイ動画がひたすら流されるという感じです。

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Flamebait Gamesのブース

 

他の参加者がある程度自分に近づいてくると、ボイスチャットかテキストチャットで話すことができます。自分が話すとキャラクターの口もシンクロして動くので誰が話しているのかわかるのが結構よかったですね。

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ビジターがブースに来てくれた

 

とはいえ、これくらいの距離からでも他のグループの人が話しているのが聞こえるんですよ。これはちょっとカンファレンスでは機密事項とか話してたら結構やばいかなと。あと誰か知らない人が勝手に会話に入ってこられても困るし。セカンドライフとかの完全なゲームであれば別ですが、ビジネスの話は、ちょっとね。。って感じでした。

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他にも

遊園地なロケーションでの開催だったんですが、ゴーカートがありましたwもちろんブンブン走ってきましたよ。

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ゴーカートも


マップ(地図)は全部で6つあってそれぞれに違うブースが配置されていました。食べ物がないのに、ホットドック屋さんとかあってお腹空きましたよ。

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丘から見下ろす

 

B2Bのミーティング自体はMeet To Matchという別のシステムがあり、そこでミーティングの予約や時間の調整ができます。

www.meettomatch.com

という感じで、この2件はまだトライアルという感じでした。ゲームディベロッパーカーニバルの方はシステム自体が30GBもあり(多分SteamVRに対応してたせい)、しかもWindowsしか対応していないということで、Macユーザーはすみませんね。という感じでしたね。でも、バーチャル空間でVRも対応しているという状況にちょっと未来感感じました。しかも以外と話し安かったです。


東京ゲームショーは9月!ということであと4ヶ月もオンラインカンファレンスシステムを構築する時間があるということですよ!(というか、あと4ヶ月しかない)ここは日本のテックの底力を世界に見せるためにも、サマーウォーズのOZみたいなポップ&クールなヴァーチャル空間を作って開催してほしいと思うのです。


日経さん、ぜひご検討下さい!


さてさて、今後のヴァーチャルカンファレンスが楽しみだ!!