日本には四季がある。そして四季それぞれの催事がある。春はひな祭りやこどもの日、夏はお盆、秋は十五夜(?)、冬は正月がある。その他にも地方によって小さな催事がある。一番大きなイベントは正月かな?と私は思っているのだが、みなさんはどうだろう?
スウェーデンは間違いなくクリスマスが一番大きい。なんと12月に入ってから、毎日クリスマスに向けてのカウントダウンが始まる。12月の毎週の日曜日はキリスト関係のイベントが毎週末行われている。街にはクリスマスマーケットが並び、街角ではコーラスを聞くことも珍しくない。
徳島の阿波踊り以外に、当日までの一ヶ月にこんなエネルギーを注ぐ祭りを私は知らない。しかも国の全国民がこぞってここまで心待ちにする催事は見たことがない。
それゆえにクリスマスが終わった後の喪失感は半端ないだろう・・・と、キラキラした街を、魚の死んだ様な目で見るのが最近の私です。(べっ、別にクリスマスに誘って欲しいとか思ってるわけじゃないからね!)
そんなスレていた私に、会社から「今年はクリスマスパーティーやるよー!」っとお声が。早速行ってきました。
今回はうちのスタジオFlamebait GamesとRedbeet Interactiveと一緒に合同でのクリスマスパーティ。
うちのスタジオも先方のスタジオもチームが10人以下なので、一緒にやろうと。
ちなみにRedbeet Interactiveは永遠の早期アクセスゲーム(2018年からずっと早期アクセスなのに、めちゃくちゃ人気でコンテンツ追加忙しくてフルリリース出来ない)Raftを作っているスタジオさん。
海を舞台にしたオープンワールドのサバイバルクラフト。海というサバイバル率がかなり低そうな設定がいい。
(こんな好レビューの数一度でも到達してみたいわ。開発者の独り言)
それでは、今年のクリスマスの様子はこちら
だいたいクリスマスパーティーでは、誰が一番ダサいクリスマスセーターを着ているかが競われます。
今年は「クリスマスプレゼント争奪戦」というゲームを開催。
前半10分間、みんなで順番にサイコロを振って、サイの目が1か6が出れば、中央のプレゼントの山から自分が欲しいと思うプレゼントを取る。この時点でプレゼントがみんなの手元に配分される。
後半10分間、みんなで順番にサイコロを振って、サイの目が1か6が出れば、誰かの手元にあるプレゼントを盗むことが出来る。手元がすっからかんになる人もいるし、やたら四角い箱のプレゼントに執着して集めようとする人も出てくる。人間性が出るから結構面白い。
ちなみに中身は上限300円のプレゼントなので、あんまり中身に大差ないのに、みんな必死になって争奪しようとするのがかなり面白い。
遊んだ後は、超伝統的なスウェーデンのクリスマスディナー。ディナー中にはみんなでクリスマスソングを5曲くらい歌いました。スウェーデン人でないスタッフの為に、英語でも歌える様に、歌詞の書いた紙が準備されていました。(優しさ)
食事の後はみんなで卓球したり、音楽聴いたり、まったりと夜は更けてゆくのでした。
皆さんも良いメリークリスマスを!