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北欧でゲームのお仕事

『Hay Day』に夢中だったあの頃から8年、ポップになって戻ってきた『Hay Day Pop』/Supercell

新緑の木々に囲まれた公園のカフェに男女がなんだか緊張した面持ちで座っていた。「私、ベジタリアンなんです」彼女はそう言うと、そっとカフェのメニューを閉じてミックスフルーツジュースをオーダーした。男性の方はその言葉には何も答えず、ダブルチーズベーコンバーガーをオーダーした。

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自然に囲まれて


8年前の『Hay Day』は私にとってそんな存在でした。「ファーミングゲームなんてどれも一緒でしょ?」と思っている人もいるかもしれませんが、『Hay Day』では

1、トウモロコシやコムギがワンタップスワイプで一斉に刈れる!爽快感(それまでは全部の作物を全部一マス一マスづつタップしなければいけなかった)

2、動物達の家畜感がなくなった。例えば、豚さんを出荷する時は豚さんをタップすると豚さんがサウナに入って汗をかいて痩せる。その痩せた分がベーコンとなって出荷される。と言った動物が使い捨てでないファームゲームに震えるほどの喜びがあった!

3、リワード広告がメールポストでやってくる(それを読むか読まないかはプレイヤーによる)というユーザーファースト感ある広告の出し方が好きだったんですよね。

 

そして、8年の時を超え、私の手元に戻ってきた『Hay Day Pop』

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POP

 

ビジュアルは昔の面影満載で、もう完全に私ターゲットされてる感あります。それではちょいゲーム画面見ていきましょう。『Hay Day』は画面横持ちのゲームだったので、こう見ると結構斬新です。

 

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始まりはいつもここから

 

 

 

バンブルビー、ハチさんのキャラクターが超可愛い!これは早くアンロックせねば!

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動物

お花も色とりどりで素敵!

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木々

 

農作物ももちろんあります。今回は1マス1マス植えていくタイプではないので収穫が楽。

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まずはトウモロコシから

 

『Hay Day』ファンにはわかる!わかるぞ!これは鉱山だろ!鉱山なんだろ!

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こ、鉱山なのか!!

 

あー釣り場も!!なんてこった!早くここをアンロックしなくては!

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あー釣り場!


という感じでマップを見ながら一人で興奮してます。将来的にはこんな風になる予定!

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かなり賑わってる

 

マップはこんな感じです、ちなみに『Hay Day Pop』の『Pop』はパズルをポップさせるゲームです。(マッチ3ではなくマッチブラストです。)最初の段階では結構普通な感じのパズルです。

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普通のパズルやー

 

でも、あのSupercellがこの期に及んで普通のパズルを作るはずがあるはずない。と思いどんどん進めてたら、豚さんきたー!!!まさかのパズル内に!!!そしてやっぱりサウナに入ってる!さすがサウナ大好きフィンランドの発想!

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ブタサウナ来た!



うさぎも来たー!かわえー!かわえー!頭大きくてかわええ!げっし類感満載!

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そしてうさぎも!

 

後特筆すべき点は、基本的にパズルで進行していくゲームなため、マップのエリア解除後は、エリアにある木や石はタップでどかせられます。以前はツルハシや斧の入手が必要だったのが、それがいらなくなったのでエリア開拓がストレスなく行えるのもポイント高いです!

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木や石はタップで無限に排除できる

 

現状、設定に言語設定がないので日本語があるかは不明ですが、Supercellなので完全にローカライズは行われるでしょう。とはいえナラティブではないので英語でも全然進めていけるモバイルゲームです。

Hay Day Pop

Hay Day Pop

apps.apple.com

play.google.com

モバイルゲームでフィンランドといえば長らくSupercellはRovioと並んで二大巨塔のゲームスタジオです!Supercellの地道なデータ・ドリブンなゲーム制作と運営はまだまだ硬い収益を生んでいるようで、今回のHayDayPopも強固な収益の要になっていくことでしょう。

 

ちなみに、Supercellは10周年!それを記念して「10年で学んだ10の事」という記事が出ています!上下関係なく平等に意見できる良いチームを作る事、小さいチームで意思決定を行う事、永遠にプレイし続けられるようなゲームをデザインする事など、とても謙虚に書かれている好感が持てる良い記事です!是非ゲーム関係者の方々はご一読を!

supercell.com

 





レッツ・ポップ!