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北欧でゲームのお仕事

ダークでアートなゲームスタジオPlaydeadに行ってきた!/『LIMBO』『INSIDE』

Playdeadはデンマークコペンハーゲンのゲームスタジオの中でもゲームプレイのデザイン性・アート性において一目置かれているゲームスタジオの一つ。

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NordicGameAward2017で各賞を総なめにしたPlaydeadの『INSIDE』

 

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 👑2017ベストオーディオ賞
👑2017ベストゲームデザイン
👑2017ベストアート賞
👑2017ベストゲームオブザイヤー賞

2017 Nordic Game Awards winners

 

個人的には『INSIDE』をPS4版で3時間でクリアしたものの、クリア後に実は複数のエンディングがあると聞いて全くサイドイベントをクリアしてこなかったことが発覚。私が辿り着いたエンディングはあまりにも切なすぎて苦しすぎて、もう2度目プレイする気力が失われる程、心に重く響いてくる、そんな新感覚のゲームです。

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『INSIDE』は前作の『LIMBO』に続きかなりダークな作品だったのですが、リリース後、各所ゲームレビューはほぼ満点を獲得し、新しいゲームプレイの可能性、ゲームアートの可能性を切り開いてくれるタイトルとなりました!

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そんなPlaydeadは、月に数回フライデーバーがあります。あります、というよりもコペンハーゲンのインディー寄りのゲームスタジオは金曜日の15時くらいになると、大抵誰かがビールを飲み始めます。そんなところにわちゃわちゃ参加しに行く感じです。

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17時〜夜中までビールとポテチがノンストップ!

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「LIMBO」のポスター

 

フライデーバーにくる人達は基本ゲーム開発者で、ほぼほぼの会話は「最近何のゲームが面白かった?」とか「あのゲームのあのエンジンがマジ半端なかった」とかのゲームオタク談義。あぁこういうの日本でもあったわぁ的な会話が繰り広げられてて落ち着きます。

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リリース前でなかなかの極秘資料があるオフィス

 

ちなみに、Playdeadのファウンダー&アーティストのArnt Jensenは上田さんのゲームが大好きで(私も好き!)Arntにバーで会った時も日本のゲームについて色々聞いてくれました。まったくビジネスビジネスしてなくて、とてもピュアなアーティスト気質を持つファウンダーだからこそ、このゲームが生まれ、世に送り出せたんだろうなぁ···っていうのが純粋に伝わってくる人です。

上田文人×Arnt Jensen対談 『ICO』×『INSIDE』説明のないゲームはこうして生まれた - ファミ通.com

 

 

 



ゲームはこちらからどうぞー!

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