スウェーデンはとても計画的な人たちの多い国だと感じでいる。
スウェーデンで「30分後から映画見に来ない?」と当日予告で成功した試しは100%ない。日本では大体仕事終わりとかに「ちょっと夜ご飯食べにいかない?」の成功率は50%くらいなので、それよりも厳しい。
きっと寒い冬を乗り越える為に、先の計画をきちんと立てないと食料がなくなってしまって死んでしまうような厳しい自然と歴史がきっと国民性の基盤を作ってしまったに違いない。
ちなみにインドでは当日誘えば誰かは捕まる。3人に聞く以内に絶対誰か捕まる。むしろ1週間先の時間を抑えると当日大体やって来ない。
そんな感じだが、今回新たな事件は起こった。
スペインのゲームカンファレンスBIGである。
Indie Game Awardに応募したものの音沙汰がなかったので、あぁ落ちたんだなと思ってたら。一昨日メールがあり
「ファイナリストのスタジオが1件来れなくなったから、繰上げであなた達のゲームが選ばれました。来てくれるかすぐに返事下さい」
まず言いたいことが3つある。
1、補欠の繰り上げて優勝することがあるのか?
2、既にイベント6日前だが?
3、私たちに何をしろと?内容よw
1と3に関しては、まぁ良いとする、が!!6日前よ。そしてスペインよ!!スウェーデン国内じゃないんだわ。
何をすれば良いのかと聞いたら
「5分間ピッチをお願いします」
と。
まぁ5分なら楽勝だわ。毎回パブリッシャーに20分かけてピッチしてるから!
「1分間のエレベーターピッチで、4分は審査員からのQ&Aです」
と追記。
いや、もうこれ開発者行かなあかんやつやん。絶対コアメカニクスの仕組みとか聞かれるやつやん。
ということでチームに相談。
チーム「開発忙しいので代わりに行ってきて」と即答。
そうやろう、そうやろう。当たり前やろう。先日私が、チームにリリースのマーケティングスケジュール説明して「来年の春リリースやで、今呑気にしてる場合ちゃうで!!開発今月終わらせなやで!!!トレイラーも自社で作るで!!翻訳も時間めっちゃかかるで!!」とお尻ペンペンしたインスタントカルマが速攻で発動したみたいな感じですよ。
ということで、マーケティング担当の私が行くことになりました。
どこまで審査員のQ&Aに答えられるかわからないので、とりあえず「開発者来られないので代理で来てます」という冒頭でピッチの内容を考え始めている。
というか、
もっとはよ連絡してーー!!!
今週このピッチの準備でてんてこ舞い。