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北欧でゲームのお仕事

ゲームのリリースからのイベント多すぎて瀕死な4月だった忘備録

2年半に及ぶ開発の末、やっとゲーム『パスパルトゥー2』を4月4日にリリースしましたー!いやー死ぬかと思った。

 

なぜ死ぬかと思ったかというと、リリースまでも重要だけどリリース後も結構大変なんですよ。という事で自分の中のインディーゲームスタジオのリリース後の理想と現実を書いてみました。

 

 

ええ、みなさん、リリースボタンを押した後、開発メンバーはパーティしてると思ったそこのあなた。それは大手の中から上の役職の人たちだけです。

ウェーイ!ってやってる時間3分やった。

 

絶対バグ出る、3回もQAに出してクリアしたのに絶対リリース後バグ出る。それをパッチで修正していく!そしてインストール数が伸びるにつれ、カスタマーサポートの業務が右上がりになっていくんよ。カスタマーサポートの専属の人がいるわけでもないので、みんなで手分けして返信していく。

そして2週間後

 


1ヶ月後もだいたい同じ事している。こんなバッサバッサ札束数えてたいけど、まぁSteamに30%手数料取られて、スウェーデン法人税払ってたらまぁ収益が半分以上なくなっていく。

1ヶ月経ったで

 

上記のここ1ヶ月でした。大変だったものの、数字は好調で費やした労力は報われた感じです。

 

ようやく1ヶ月経って、リリース後の対応も精神的にも体力的にも落ち着き、今後のアップデートの開発と仕込みをしているところです。

 

 

ゲームのリリースもありつつ、4月はいろんなイベントがあったので忘備録的に書いていきます。

 

 

イベント1:ドリンクスポンサー

ショブデで定期的に開催される学生+企業のゲームショーケースイベントのドリンクスポンサーに!スウェーデンはお酒が高いので、ドリンクチケットは一瞬ではけた。

学生イベント

ここで頼んでや

もちろん、ドリンクチケットは『パスパルトゥー』にちなんで、筆です!

これドリンクチケット

 

イベント2:ミートアップ

マルメのGameDev Meetup!マルメのゲーム開発者は数千人単位で存在していて定期的にミートアップがある。400人入るバーはいっぱいになって外まで溢れていた。久しぶりに会う友達に喜びもありながら人疲れしてしまったのでそうそうに退散。

400人来た

ゲームピッチもあるで

この日は近所のUnityがスナックを提供。Rawfuryがビールを提供!ありがてぇ。

食べ物と飲み物

 

 

イベント3:美術館でショーケース

マルメ美術館でショーケース。土日に美術館で行われたデジタルインタラクションのイベントに参加。2日でキッズが100人以上ブースに遊びに来てくれたー。

キッズが100人以上来た

ゲームイベントと違って、全くゲームした事ないキッズが来るのと、私がキッズと戯れられるレベルのスウェーデン語の能力がないのと、1週間前にチームが手伝いに来れなくなったのと、前日まで会場が見れなかったこともあり、ストレスがピークに達してたんですが、近所のゲーム専門学校の学生にヘルプを呼びかけたら2人も来てくれて、まじありがとう!

真剣

もしかしたらPCが使えない子もいるかもしれないので、紙のお絵かきコーナーも完備。

お絵かきコーナーも

 

結果めちゃくちゃキッズにも美術館の人にも喜んでもらえて、とても有意義なイベントになりました。

 

 

という事で、リリースと怒涛のイベント月でしたー!

 

たまに、もっとチームメンバーがいればイベント楽になるのにな、とか思わなくもないですが、まぁ小規模チームは人間関係が楽なことも多いので、それはそれで楽しんでいきたいと思う日々なのでした。

 

 

 

それでは5月はまったりいくぞー!もっとブログ更新するぞー!