釣りタイトルです。本当のタイトルは「パートナーが失業したので私がスウェーデンのゲームスタジオに就職した話」です。
この度、スウェーデンのとあるゲームスタジオに就職することと相成りました。
2016年からフリーでマーケティングコンサルを数社リモートで行なっており、デンマークとスウェーデンに会社が一つづつあります。会社は結構順調でスウェーデン現地企業のマーケティング部門の平均給与の2倍くらいは稼げてます。(でも半分は税金で消えます。)
税金の高い北欧では、自分の会社で経費でモノや旅費を落とすとかなりの税金が申告時に戻ってくるので一瞬ありがたい感じになるのですが、返ってきた税金は弁護士・会計士を雇うお金とかに消えてゆきます。
そんなそんなで、遡ること2月の暮れ、パートナーの勤務するゲームスタジオから突然3ヶ月の猶予付きの解雇通達。私たちはどちらもEU国籍者ではないので、就労ビザがないとスウェーデンから追い出されて路頭に迷うことに。
そこで考えたのは1、私の会社を株式会社化しパートナーを雇用し就労ビザを出す。2、スウェーデン友人の会社にパートナーを雇用してもらい給料は私の会社から流す。とか色々考えたのですが、どう考えてもマネーロンダリング臭がすごいw
他にも
・スタートアップビザ
・養子縁組ビザ(これはもう年齢的に不可能w)
・学生ビザ(勉強したい科目別にない)
とか移民専門弁護士さんに徒然となく相談してみたのですが、3ヶ月以内に取得可能な就労ビザの選択肢は現状ほぼなく、もう現地企業に就職するしかない。しかも3ヶ月以内に!そう3ヶ月以内にだ!
ということに相成りました。
そんな時に、私の結構好きなスウェーデンのゲームスタジオがマーケティングマネージャーを募集していて、速攻で応募をば。
採用までの流れは
1、超張り切ってCV送る。
↓
2、オンライン面接
↓
3、マーケティングプラン課題3問
↓
4、同業者からの推薦
↓
採用!!
という結構シンプルな流れでしたが、「4、同僚からの推薦」は結構ヨーロッパぽいなと。これは推薦状とかではなく、私の仕事の良し悪しの「良し」の部分をいっぱい語ってくれそうな人の電話番号を先方に渡すというもの。しかも2人も。
ということで、現在のクライアントである、オランダのゲームパブリッシャーのファウンダーと、昔一緒に働いたロンドンにいるマーケティング会社の友人の電話番号を渡して事なきを得ました。
現在のクライアントに転職する気満々な態度を見せるのは日本ではあまりないですが、こちらでは良くあるようです。ちょっと複雑な気分。
ということで来月から就職します!
今の超自由なリモートワークスタイルよりは少しオフィスワーカー感は出ますが、3年ぶりの正社員、楽しもうと思います!きっとスウェーデン語も上達する(はず!?)副職もできる職場で、自分のゲームを作るのは大賛成とのことなので、空き時間をいっぱい創作の時間に充てたいと思います!
これまでの自由気ままなリモートワークエントリーはこちら!動画あり。
って結構就職の話をさらっと書きましたが、結構転職活動中は精神的に泥沼地獄でした。人間何歳になっても歯を食いしばる程必死になる事ってあるんですね。
ちなみに就職開始までに終わらせないといけないプロジェクトが2件、金額的に200万円分くらい残ってるので、瀕死になりながら終わらせたいと思います。ヒー。
誰か、ゲームとかゲームテックの翻訳(英語→日本語)とか興味ある人いないですかね。。。アシスタントさんをリモートで良いので超募集。
などなど色々あるのですが、就職後もゲームのレビューは続けてゆきますー!
今後ともよろしくお願いしますー!