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北欧でゲームのお仕事

devcom2019に参加してきた、そして通訳もしてきたレポ!/ドイツ・ケルン

ヨーロッパ最大のゲームのカンファレンスと言っても過言ではないであろうGamescomの直前に行われるゲーム開発者のためのカンファレンスdevcom2019に参加してきました!

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開発者による開発者のためのカンファレンス

 


カンファレンスのある街ケルンの空港に降り立つと、もうそこは幕張メッセ

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え、ソシャゲの広告?

 


奥の茶色のがカンファレンスの建物。やっぱ幕張。

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あー幕張感あるわ

 

 

ホテルは会場から一番近いホテルでした!ロビーがおしゃ!

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ホテルがおしゃでした。

 

ベットの枕の上には、「ドイツ菓子といえばもちろん『HARIBO』でしょ!」と言わんばかりに、ちんまりと置かれておりましたw

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この枕の上に、ハリボーが置かれておりました。




さてさて、仕事の話です。今回は務めているゲームスタジオのPRの仕事と、2つのステージ通訳の任務を遂行してきました。

 

 

 

1つは、『NO MORE HEROES』シリーズでお馴染みのグラスホッパー・マニファクチャの須田さんが監修を務める、イタリアのゲーム専門学校Vigamus Academyと日本のゲームのバンタンゲームアカデミーの総合プロジェクト『INFINITO』のお披露目ステージでした。

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写真は下記のFacebookから

 

 

このプロジェクトは約3ヶ月半で一つのゲームを作るというもので、それもイタリアと日本とで協力しながら・・・学生たちは時差や就活の合間に一生懸命SlackとDiscordと英語を駆使してコミュニケーションの齟齬が無いように頑張っていたそうです。そんな学生時代のグローバルな経験はきっとこれからの就職に大いに役立って行くでしょう。私も若い時にこんな経験ができてたら、きっとゲーム制作側でがっつり仕事してたでしょう・・・・。

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学生も日本とイタリアから大集合!

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完成した2つのゲーム。TGSにも出展予定とか。


 

 

 

ちょっと休憩

 

 

 

今回のスピーカーラウンジは空港のクラブラウンジ感ありました。

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あとで写真を見直したら、元ボスいたw

 

 

 

インディーゲームブースの所に元職場のブースが。元同僚のマティーンもいました!

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元職場のブース発見!



 

それからもう一つのステージは、『モンスターワールド』のリブートを作成したフランスのゲームスタジオとそれを支援したパブリッシャーの開発秘話トークの通訳でした。写真は下記ツイートから。

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具体例の多い良いセッションだった。

 

 

 

モンスターワールド』の原作者である西澤氏と、子供の頃に大好きだった『モンスターワールド』大ファンのファビアン氏がこうやってリブート作品のゲームを作るという夢のようなプロジェクトを完成させられたこと、そして西澤氏とこうやって同じステージに立てるのは本当に尊いことだとファビアン氏は少年のように目をキラキラ輝かせて話ていました。

 

 

このリブート作品プロジェクトの開始のすごい所は、ファビアン氏が「『モンスターワールド』にインスパイヤされたゲームを製作してキックスターターをしています!」というメッセージを直接西澤氏に送り、それに西澤氏が答えた!という所。海外からの個人的な問い合わせに答えるだけでもすごいのに、西澤さんからモンスターワールドの敵キャラゲーム内に登場させてみる?」という提案が!もうありえないくらい良い人すぎる!!

 

 

リブートされた『モンスターボーイ』はオリジナルへの愛が溢れすぎている(いや、もう洪水レベル)ので、オリジナルをプレイしたことがある人はぜひ!ない人もしっかりやりこみたいゲームを探している方におススメです。プレイ時間は16時間ほどとしっかりしたゲームです。私の推しポイントは出てくるケモノが絶妙に可愛いという点です。

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ダウンロード版で持ってたけど、ハードももらいました!

 

 

 

ステージで通訳をさせて頂く中で色々と会話させて頂いた西澤氏はめちゃくちゃ良い人でした(泣)「良い」と言っても色々ありますが、とてもクリエイター目線で誰にでも関係性がとてもフラットと言いますか、海外のファンの声にも耳を傾けて一緒にプロジェクトやったら面白いんじゃないか?と声がかけられて、実行に移せる、決定権がある、そういうライツ保有者って日本ではすっっっっっっっごい珍しい存在だと思うんですよね。とても!しかも別にビジネス、ビジネスしてるわけでもない。ちょっと神かな?って思いましたよね?

 

 

ステージの内容は下記のメディアによくまとまっています。

 

game.watch.impress.co.jp

 

 

仕事が終わった夜は、ケルン大聖堂をぶらり、ダークソウル感ぶっちぎりでした。

 

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ケルン大聖堂

 

 

ドイツ(?)といえばシュニッチェル!を堪能しました。牛や豚に加え、ベジタリアン向けのシュニッツェルも4種類もありましたよ。今回はカンファレンスでは珍しく、一滴もアルコールを飲みませんでした!(自分えらい!)

 

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シュニッツェル

 

 

 

 

帰路、市内からケルン空港への電車を間違えて乗ってしまったんですが、なんとかして無事スウェーデンに帰ってきました!

 

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帰るよー!

 

来年は今制作中のゲームがリリース直前の予定なので、きっとPRで来ると思います!

 

 

来年はブース出すぞー!おー!